1.とりあえず商品の分類

個人情報漏洩の保険商品は各社様々なようですが、今回は賠償責任保険の説明を受けました。
分類するとこうです。

  1. 賠償責任保険
    • 発生した賠償責任に対しての保険商品。賠償命令がないと当然支払ってもらえない。
  2. 費用保険
    • 見舞金(500円)とか、道義的措置でかかった費用に対しての保険。支払ってもらえるかどうかは、約款に書かれている条件による。

で、ですねえ、企業側としては訴訟されるかどうかもわからないし、訴訟されたって賠償額の総額が4万5千円のケースだってあるわけですよ。なのに、それに対する保険料がべらぼうです。算出方法が納得できるものではありませんでした。

リスクの度合いで算出するならわかりますけど、リスクとあまり関係ない数字を基準にされたら納得できるわけがないです。もちろん保険会社や保険商品によって違うでしょう。*1
これ以上詳しいことは書きませんので、気になる人は保険会社の商品説明を受けてみてください。

で、さらに、見舞金は補償対象外です。今のご時世、漏洩したらほぼ確実にかかりますよ。なのに対象外…というか、費用保険が商品の中にありませんでした。
おそらく多くの企業が要望するのは「見舞金」の補償です。そのニーズに応えられる保険商品が無かったのは、私にはかなり痛いです。
ま、他の保険会社には費用保険もあるようなので、別の保険会社にも聞いてみます。

*1:色々な観点があるにしたって、売上高を基準にするのはあまりに安直でしょう…。