Lucreziaさんのところから

疑うことにも疑われることにも慣れていないわ。だからこそ悪意ある人間が大量にはびこる余地があるのよね。そこで思うんですけれども。「なれないから疑わない」のと「悪意ある人間をきちんとはじき出す」のと、どっちが重要だと思ってるのかしら?
会社組織って「仲良しこよし」で手をつないでりゃいいってもんじゃなくってよ?

情報漏えいで今一番重要なのは「情報の重要度の再確認」と「漏洩した場合のリスクの把握」だと思うの。例えば、剥き身の刃物を杜撰に扱う人間はあまりいないわ。それはつまり「杜撰に扱ったら危険であることが分かっている」からよ。

人間、認識することっていうのは一番初めに重要なことなの。認識できなければ対策も注意も存在し得ないわ。

まして、情報漏えいで漏れるのは自分の情報じゃないの。他人の情報なの。あなたは他人が怪我をすることを承知で剥き身の刃物を杜撰に扱うのかしら? そうして相手に大怪我をさせるのかしら?

自分がとった、あるいはとらなかった行動による代償ってものをもう少し真摯にとらえて欲しいものだわ。

いつも思うんだけど鋭いなあ。喩えもイメージしやすいし。