ご「教授」ください

よく見かけますが、私は正しくは「教示(きょうじ)」だと思っています。
でも、もしかして教え授けるという意味で、必ずしも的外れではないのか?と思ってぐぐったところ、ここが見つかりました。(ここに辿り着くのはある意味当然なのかも知れません。)

goo国語辞典の内容から判断すると、同じ教えるという意味でも「教授」には授業とか稽古の意味があり、「教示」は提示する意味が強いように受け取れました。
結果、色々考えて「教授の授は、伝授の授」という理解に至りました。
メーリングリストやBBSなどで「ご教授ください」と書かれている場合、「ちょっと教えて欲しい」程度の意味で使われることが多いと思われます。その場合は「教授」では合わないでしょう。手取り足取り教えて欲しいという意味なら、「教授」が合うのではないかと思います。むしろ「教示」では合わない気がします。私がそう思うってだけなので、用法としてこれが正解だ…と断言はできませんけれど。