駐車違反を民間に・・・

こんなのがあったのでメモ。

大体この根底には、「駐車違反のような軽佻な犯罪を取り締まれば凶悪犯も減る」という訳のわからん理論が主体となっているという。そんなに犯罪を防止したいのならば利権を作る前に主要道路すべてにカメラを設置すればいい。そのほうがよっぽど犯罪防止になるというもの。ただそれはプライバシーの面からもうるさく言われるし、何しろドライバーから取る交通違反反則金が減れば標識を作る利権も減ってしまうというデメリットばかりがあるので(笑)やらないのである。

違反取締りを行う企業は入札にすると言っているが、じゃぁ誰でも入札できるのといえばそうではあるまい。天下りの企業が入札できるシステムになるに決まっている。それとも最初は国民の声がうるさいだろうから関係ない企業に落札させ、そのあとでその落札企業をM&Aする形を取れば国民へのカモフラージュは確実であろう。国民なんぞはいとも簡単に騙せる。

大体駐車違反の反則金の財源が道路標識に使われており、その利権構造に触ろうとすると様々な嫌がらせを行うインチキ警察庁が、さらにインチキを始めるのかと思うと忸怩たる思いである。