普通ならあり得ない話

普通じゃないのは私自身も煩わされたし各所で見聞きしてるんだけど、ホントにあり得ない会社だ。

1月8日 サポート窓口に電話。待たされるのにもなれてきた。どうなってるのか問いただす。ハードディスクを初期化しちまったんじゃないだろうな。調べますとの返事でしばらく待たされる。「調べましたが、こちらの情報ではハードディスクはもちろんそのままです。お客様の承諾なしに初期化することなどありえません。」と言う。ほんとだろうな?もう、有償でもなんでもいいから、満足な体で返してくれ。ハードディスクは絶対にいじらずに、爪だけ直して送り返してくれと依頼。有償修理(14,700円)のために、クレジットカードの番号を知らせる。

というわけで、今日、ようやくPCが帰ってきました。爪もばっちり直ってます。修理報告書には「WINDOWS再インストールにつきましては、お客様のご希望により未修理にてご返却いたします」とあります。よしよし。
早速電源を入れてみると、黒い画面に「Insert system diskette and press Enter key to reboot」という表示……。初期化されてる。それも、Windows動作不安定なんてもんじゃなく、Windows以前のマスターブートレコードからきれいさっぱり消えてます。
気を取り直して、すっかり暗記してしまったソーテックのサポートにお電話して、説明を求めました。週明けに修理担当の部署と協議してお返事をくれるそうです。

ソーテックさんから連絡がありました。
ハードディスクを初期化したことは認めるそうです。去年の12/29の時点で無償修理ではなく有償修理することに決定した(その時点では、まだ私は見積もりすら受け取ってない)ために、有償修理なので完全な診断をした(診断プログラムは管理者権限がないと動かないって言ってなかったっけ?)ところ、 Windowsのファイルに破損があると診断されたので、間違って初期化してしまった、というような説明をいただいて、私もものすごく頭が混乱して意味がわからなくなったので(説明している方も混乱しておられました)、お互いのために、経緯を整理した文書を作っていただくことになりました。
「どういたしましょうか」とおっしゃるので「こういう場合、普段はどういう措置を取られてるんですか?」とお尋ねしたら「ソーテックイーサービス(ソーテックの修理、サポート部隊を切り離した連結対象子会社)として誠意あるお手紙を差し上げています」とのことでした。
もうしばらく、やりとりが続きそうです。

新たな展開です。
先日いただいた電話で、ハードディスクを初期化したことは認めるということでしたので、もう証拠保全の必要もなかろうと、ゆうべから、仕事の傍らでOSのリカバリーとアプリケーションのインストールをやっています。早く復活させて、お仕事に使わなくちゃ。片手間でやっていると、まる1日かけても終わりません。
ウイルス除けをインストールしてハードディスクをスキャンしていたら、ソーテックさんから電話がかかってきました。これまでのサポート窓口の方と違って、修理サービスの部門のマネージャーさんです(上の経緯でもなんとなくわかるかと思いますが、ソーテックさん、サポートとサービスの間はしっかり分離していて情報の伝達がちぐはぐな模様)。
その方が仰るには、いろいろ遡って調査しているが、ハードディスクを初期化したという記録は残っていない、とのこと。何ですと?!
前回は修理の担当者が休暇を取っていたのでわからなかったが、出社してきたので調べたところ、治具をあてて動作試験はしたが、ハードディスクはいじっていないと言っていて、嘘をいっているとも思えないので、本当にハードディスクが初期化されているのかどうか現物を調べたいと仰ってます。
調査したいって言われても、もうリカバリーかけちゃったし……BIOSが"Insert system diskette..."を表示していたのでWindowsのファイルどころかIPLがない状態になっていたこと、ハードディスクが物理的には見えている(だからリカバリーできた)ことを説明して、それはそれで納得していただいたようですが……
ぎゃははは。このまま証拠不十分で迷宮入りか?もう、笑うしかない。