社説:古賀議員離党表明/この選択には無理がある(河北新報)

うーん、明快。

国会閉会中に復学して、その未修単位の修得に努めるのは全く本人の自由である。
誰も一人の国会議員の向学心の有無を問題にしているわけではない。

上と前後しますが、以下の部分もいい感じ。

議員歳費返上の発言も軽率である。公選法違反の疑いがあるからだ。
公選法は国会議員の寄付行為を禁止している。月額約124万円の歳費や期末手当の受け取りを辞退したり、いったん受け取って返納したりすると、この寄付禁止規定に違反するというのが衆院事務局などの見方だ。この点を古賀議員はどこまで詰めたのだろう。

で、気分爽快なまとめの一言。

民主党は党として事実関係をきちんと解明し、公表すべきだ。公選法が禁止する経歴詐称に当たるかどうかが微妙だと言いたいのであれば、司法判断に決着がついてからの処分を確約すればいい。本人の調査結果なるものをうのみにするのでは、政党としての最低限の責さえ放棄したことになる。

いいなあ、河北新報。好きだなあ。